こんにちは。ワインショップアジュテのyuriです。
本日はニュージーランドの赤ワインをテイスティングしていきますね。
オススメのペアリング料理の紹介や簡単なレシピなども紹介しますので、是非最後までお付き合いくださいね !!
パリサー・エステート
ペンカロウ・ピノ・ノワール S'20
Palliser Estate
Pencarrow Pinot Noir S'20
産地 はニュージーランドのマーティンボローで、ブドウ品種はピノ・ノワールになります。
チェリーやプラムの華やかな香りに、セージ、なめし皮、バラの花びらといった複雑なニュアンスが重なり、ほのかにスモーキーな印象を与えます。口当たりは滑らかで、ふくらみのある果実味をきめ細かいタンニンが包み込み、深みのある長い余韻へと導きます。
複数の自社畑のブドウを使用し、5%を全房で発酵。フレンチオーク樽(新樽25%)で10ヶ月間熟成させました。
ヴィンテージ情報
• 収穫日: 2020年3月
• 発酵: 自生酵母を主体に一部培養酵母を併用
• 熟成: フレンチオーク樽(新樽25%)で10ヶ月
テイスティング&ペアリング
チェリーやプラムの芳醇なアロマに加え、燻した香り、なめし皮、マッシュルームのような土系の香り、ほのかにクリームやトーストしたパンのような香りもします。抜栓直後は、香りは閉じ気味ですが、翌日は華やかになりました。
ふくよかな果実味をシルキーなタンニンが引き立て、スモーキーで木樽由来のニュアンスが味わいに奥行きをもたらします。調和の取れた味わいが、最後の一滴まで続きますよ‼︎
〜抜栓後の楽しみ方〜
抜栓直後はスモーキーでタンニックな特徴が際立ち、しっかりしたアルコール感を楽しみたい方におすすめです。
翌日になるとこれらの要素が落ち着き、滑らかでフルーティーな飲み心地に変化。軽やかに楽しみたい方は少し時間を置いてお試しください。
〜ペアリング〜
🐓焼き鳥(タレ)
ワインの香りの中に、燻した香り、肉が焦げたような香ばしい香りがしたので、これは絶対に炭火で焼いた焼き鳥しかない!と思い、近所で人気の焼き鳥屋さんに並んで買ってきました。いつもは塩で食べることが多いのですが、このワインはタレとの相性が良かったです。
ワインの味わいの中に、樽熟成からくるタンニックな特徴がありましたので、炭火で焼いた香ばしい味わいとの相性が良かったです‼︎
また、タレだけで食べるより、そこにバルサミコソースをかけることにより、更にワインとのペアリング度がアップしましたよ。
【バルサミコソース】
バルサミコ酢 80ml
赤ワイン 40ml
はちみつ 10ml
・鍋に全て入れて5分ほど煮詰めます。
・器に移し、焼き鳥にかけてお召し上がりください。
🍄🟫キノコのクリームバゲット🥖
香りの中に、マッシュルーム、クリーム、トーストしたパンの香りがしたので、これらを組み合わせたおつまみを作りました。
クリーム系のお料理には、シャルドネやピノグリ等の白ワインとのペアリングがおすすめですが、味や具材のアレンジを工夫することで、ガメイやピノノワール等の優しい赤ワインとペアリングさせることも可能です。
今回は、マッシュルームと舞茸、チーズを加えることにより、赤ワインとの相性がとても良かったですよ。
材料
• マッシュルーム、舞茸 ・バゲット:1本
• とろけるチーズ、チェダーチーズ ・イタリアンパセリ:適量
• 粗挽き黒こしょう:適量 ・塩:適量 ・
• 生クリーム:50cc ★
• 顆粒コンソメ:適量 ★
作り方
1. 舞茸は手で裂いて食べやすい大きさにする。マッシュルームは輪切りにする。
2. フライパンにきのこを入れ、塩、コショウをふり、中火で5分ほど炒める。きのこの水分を飛ばし焼き色がつくまでしっかり火を通す。
3. 火を止め、炒めたきのこに★を加えて全体をよく混ぜる。
4. バゲットを5cm長さに切り、中身を半分くり抜いて器状にする。
5. くり抜いたバゲットに3のきのこソースを詰め、チーズをタップリかけて、耐熱皿に並べる。
6. 220℃に予熱したオーブンで5分ほど焼き、チーズが溶けてこんがりするまで加熱する。
7. 仕上げ
焼きあがったバゲットにイタリアンパセリを散らし、粗挽き黒こしょうをふって完成。